「保有効果」について考える ~捨てられない心理とは~
最近、勝間和代さんの本にハマっています。
勝間和代さんの本『勝間式ネオ・ライフハック100』という本を読み「保有効果」という心理現象について知りました。
人がモノを捨てられない本質を表している心理現象だと思いました。
このことについて知ることで、断捨離が進むかもしれません!
↑勝間式ネオ・ライフハック
保有効果とは
自分の持っているモノに対して、なぜか実際の価値よりも高い価値を感じる心理現象
なぜ?
①新たに何かを得て「得をする」ことよりも、何かを手放して「損をすること」が嫌だから
②現状維持バイアスがかかる
→現状の良し悪しにかかわらず、私たちは現状を変えたがらない性質がある。
だから、今持っているモノを手放したり、今の環境を変えたりすることに躊躇してしまう!
あるある!!と自分を振り返ってみました。
自分自身が感じている「保有効果」について
・子どもの頃、親から買ってもらった名前が書いてある食器が捨てられず今も使っている
→見た目が可愛いわけでもなく、とても使いやすい形というわけでもなく…他の人からみたら「どうして持っているの?」と思うようなものだと思います。
本当は手放して、代わりに使いやすくてオシャレなものを買いたい!けど、「これを捨てたらもう手に入らない。捨てなければ良かったと思う日が来るかもしれない。」と思ってしまいます。玩具なら手放せたのに、お皿は使えるものだから、より考えてしまう…
↑モザイクのところに名前が印刷されている。持っているからにはしまい込まず、日常的に使っています!
自分が持っていることで高い価値を見出そうとしたり、手放すことで得られる価値より、今のままで良いと思い込みたい気持ちに客観的に気づきました。
そして、これは転職や引越しにも言えることだと思いました。
今年思い切って引っ越しましたが「今のアパートよりうるさい人が近所にいたらどうしよう」と思うとなかなか踏ん切りがつきませんでした。でも、同じアパートに住んでいても、更にうるさい人が引っ越してくる可能性はあり、運でしかないですよね。
結局は環境を変えることに躊躇していたのだと思います。
思い切って引越し、今は以前より快適に暮らしています!
まとめ
モノを手放したいと思いながらもなかなか手放せない時、環境を変えたいのに踏ん切りがつかない時、この「保有効果」について思い出すことで、自分の気持ちについて、少し客観的に見ることができるようになると思いました!
みなさんは、「保有効果」を感じたことはありますか?